オーナーブログ

業務内容をはじめ、日常の様々な出来事を掲載致します。

エンジンフィン

溶接加工  2023/07/29  ワイズマックス

こんにちは。

今回の患者様はヤマハのXJR400様です

事故でエンジンフィンが2枚ガッツリ欠けてます

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まずは下のフィンからアルゴン溶接していきます

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皆さんも一度はご覧になった事があると思いますがきれいな鱗のような溶接後を。あれは溶接棒を一粒一粒乗せて溶接する事によってできる物です

なので今回のフィンの欠けも同じように一粒一粒アルミを乗せていって形を作って行く地味な作業なのてす

当然削って形を作る訳ですので

溶接はそれより多く盛っていかないといけませんが盛り過ぎると削る時間がかかりますし少ないと追加溶接しないといけません、その絶妙な盛り加減が大事なのです

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まず下の部分を成形してその後上の部分の溶接をします

その後鋳型をつけて塗装します

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出来ました!

ほぼわからないほどの完成度です

喜んで頂きました

ありがとうございました

(*^ー^)ノ♪

クランクケース

溶接加工  2023/07/26  ワイズマックス

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こんにちは今回の患者様はスズキのGSX1100S KATANA様です

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少し見にくいですがクランクケースが割れてます

カバーを外すと

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転倒時にケースカバーに強い力が加わり取り付けボルトが曲がって割れてしまったようです

TIG溶接で肉盛りしていき余分な所をリューターなどで削って成形していき鋳物の模様を付けて塗装します

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出来ました!

中々のクオリティになったと思います

ありがとうございました!

(*^ー^)ノ♪

 

オフセット

フレーム測定&修正  2023/07/22  ワイズマックス

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こんにちは。

今回の患者様はスズキのバンバン200様です、事故でフロントサスペンション周りは一式交換されたのですが押してみると違和感があったのでタンクを外してみたら、、、

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ビックリです、本来バンバンはここの部分が真っ直ぐなのですが見事にオフセットされて曲がってます

特殊な作業が要求されるのでこういう事例は燃えてきます(笑)

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真っ直ぐになりました

修正内容は企業秘密ですので公開は出来ませんが結構大変でした(汗)

大切に乗られていたバイクですので

直す事ができてよかったです

ありがとうございました!

 

ハーレー

フレーム測定&修正  2023/07/17  ワイズマックス

こんにちは。

今回の患者様はハーレーのスポーツスター様です

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フロントフォーク凄く曲がってます

当然フレームも、、、

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やっぱりです

ダウンチューブとヘッドカバーの間がくっつきそうです

この場合は軸間距離が短くなってしまってます、短くなるとどうなるのか?

走り出し、ある一定以上の速度になるとハンドルが恐ろしく振れてしまって真っ直ぐ走りません

治します

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治りました!

間が広がっているのが確認できます

ハーレーの修正は特別気合いを入れないとダメなので頑張りました!

ありがとうございました!

 

スクーター測定

フレーム測定&修正  2023/07/13  ワイズマックス

こんにちは。

今回の患者様はホンダの人気車種PCX125様です

フロントタイヤに車が当たってアンダーブラケットが変形してしまったのですがとても大切に乗られているので部品交換だけでなくフレームの測定も、というご依頼です

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車体を修正機に乗せ、レーザーを当てながらセンターに固定したら検査軸をヘッドパイプ(ハンドルの下にあるフレームです)にセットして前から先ほどのレーザーを当てます

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曲がりはありませんでしたので安心して乗れます

このように事故でフロントサスペンションにダメージを受けてもフレームは無事、という事もありますし逆に少しのダメージでも当たり方によってはフレームが曲がってしまう事もあります

大切近なのは測定する事てす

ダメージを受けた時、または中古の車両(旧車も含め)を購入した時など出来れば測定してフレームの状態を把握してください

インナーチューブ

サスペンション  2023/07/13  ワイズマックス

こんにちは。

今回はサスペンションのインナーチューブとトップブリッジの修正のご依頼を頂きました

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あまりひどく曲がってしまった場合は修正不可となりますが、今回は大丈夫そうです

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わかりづらいですが2本とも曲がってます

単純にプレスで押し戻す、という作業なのですが肝心なのは精度です

見た目で判断するのではなく数字で確認していきます

インナーチューブを回してアンダーブラケット辺りで誤差0.5㎜以下まで追い込みます

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直りました

今回は押し跡も殆ど付きませんでした

ありがとうございました

m(_ _)m

 

ぽっかり

溶接加工  2023/07/12  ワイズマックス

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こんにちは。

ブログ最初の患者様はスズキのGSX-R750様です

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ぽっかり穴あいてます

おそらく転倒時にハンドルが曲がってバーエンドが突き刺さってしまったのでしょう

こういうのは正直燃えます(笑)

フレームはアルミの鋳造で出来ていますのでアルゴン溶接でアルミを盛っていきその後整形して塗装します

溶接すると左右の重量バランスが微妙に変わるのですが体感は出来ないレベルだと思います

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出来ました

砂型もついて違和感なく仕上がりました

ありがとうございました!

ごあいさつ

  2023/07/12  ワイズマックス

こんにちは。

この度ホームページをリニューアルする事となりました

これから測定や修正、加工作業や日々の出来事などをブログに上げていきたいと思っておりますのでお付き合い頂けたら幸いです